アイドル君と私



そしてコンサート当日。


12/31。


PM9:40。


咲と望はチケットの席にやっと座れる事に。


「あ~長かったぁ、スゴイ人っ」


「うんっ、私コンサートって初めて」


「えっ?マジ!?」


「うん」


「あ~咲はそんな感じだね?」


「何それ?どんな感じよ?」


「ミーハーじゃないっていうか…キラキラした人には興味ないって感じ?」


「え~?そうかな?」


「そうだよ、だから廉の事も友達としていられるんでしょ?」


「…えっ…?」


…友達…?


私にとって、廉くんは友達?


そう思った時、胸がズキッと鳴った。


――とその時


会場のライトがふっと消えた。


「きゃー!始まる~!」


「えっ!?」


咲がキョロキョロと周りを見ていると、


会場が一瞬真っ暗になり、再びライトがついたと思ったら、眩しいくらいのライトがメインステージから光った。