アイドル君と私



もしかして、


このちょっとした安心感はホントのクラスメイトだったから…?


“鈴宮廉くん”


うーん…やっぱり、
なかなか思い出せない。


「でも、そっかぁ~だからか…」


「えっ?」


「あっ、何か咲ちゃんと初めて会った時、何だかこの人話しかけやすそうだなぁ~って思ったんだ」


「えっ…?」


そんな風に思ってたの?


すると廉は笑顔で咲に振り向く。


「クラスメイトだったからだっ」


「………っ」


夕暮れと廉くんの笑顔に、私は思わずドキッとしてしまう。


…ビックリすぎだよ。


まさか、私達にそんな接点があったなんて…。


でも、私は廉くんの横顔をチラッと見た。



知れて良かった…。


来て、良かったな…。