アイドル君と私



廉は咲の瞳から流れてきたモノに、
動揺する。


「咲…ちゃん…?」


廉の声に、咲はハッとする。


「ごめん……嬉しくて…」


「えっ…?じゃぁ…?」


咲は小さくうなづく。


「私…もう逃げないっ、私も…廉くんといたいっ…」


「……咲っ……」


「……えっ?」


今…名前…?


咲がそう思った時には、
咲は廉に抱き締められていた。


廉の変わらない匂いに、咲はドキドキする。