「あっ…」
廉からのメールを確認すると、
《咲ちゃん、お疲れ。
今終わったよ―。
今から向かいます》
廉からのメールに、思わず顔がニヤける咲。
そして、廉に返信を送った。
《廉くん、お疲れ様。
実は私今、廉くんの家の近くにいるから、廉くんは家に向かっていいよ?》
《えっ?そうなの?
分かった、じゃあまた着いたら連絡するね? 》
廉からのメールに、咲は微笑んでホットドリンクを2つ買うことにした。
――
そして撮影現場では、廉が荷物をまとめて帰る準備をしていた。
すると、廉の控え室をコンコンとノック音がする。
「えっ?はいっ?」
「廉っ?私だけど…」
「おぅ?どうぞっ」
廉の返事に、部屋に入ってきたのは比奈だった。
「良かった、まだいたっ」
「うん?どうした?」

