「じゃあ、またね?廉っ」
「うんっ」
廉にそう言うと、比奈は部屋から出ていった。
すると、マネージャーが手帳をしまいながら口を開く。
「相変わらず仲いーね?2人っ」
「えっ!?仲いーの?っていうか…これって仲良く見えるの?」
「えっ?まぁ…呼び方もそうだしっ」
「そう…なんだ?“呼び方”かぁ…」
廉は少しうつむく。
「……なにか、誤解でもされたくないんですか?」
「えっ…!?」
マネージャーの言葉に、 廉は動揺する。
「あっ…いや…」
「まぁ…でも、僕は高沢さんとはそういう関係には発展しないと思ってますけどね?」
「えっ…?あ―…うん」
「じゃあ、そろそろスタジオに入りましょうか?」
「はいっ」
そう言って、廉はマネージャーと控え室を出る。

