アイドル君と私



少し照れながら話す廉に、咲もドキッとする。


「…廉くん…」


「って、あれ?俺も来たかったみたいな言い方した?今っ」


「あははっ、でも嬉しい、ありがとう~ホントに星綺麗に見えるよ?」


「ねっ?良かったぁ~今日晴れてて」


「うんっ」


「寒くない?」


「うん、大丈夫っ」


「じゃあ、ちょっとベンチに座る?」


「うんっ」


2人は街灯下のベンチに座った。


すると廉はなにやらポケットに手を入れ、何かを探している様子だった。


…ん? どうしたんだろう?


そして、廉は少しとまどいながら口を開く。


「あっ…それで、その…」


「…なに?」


「あっ!!その前に誕生日おめでとう!」


「えっ!?…あははっ、ありがとう~ビックリしたぁ」


「あれ?タイミング外した?俺っ」