アイドル君と私



「……これ……」


咲は再度廉のプロフィールに目が行ったが、
少し視線を落とし、携帯の画面を閉じる。


「…いつか…」


いつか…廉くんに
聞けばいいよね?


そして、廉からの連絡が入り、咲はバックを持って部屋を出た。


廉の車の助手席に座ると、車が発進する。


「ゴメンね?遅くなって」


「ううん、お疲れさま」


「ありがとう、本当はもう少しゆっくり会いたかったんだけど…」


「ううん…会えて嬉しいよ?」


「そっか?ありがとう…」


「ううん…」


2人は少し照れると、言葉に詰まった。