「……咲ちゃんも……」
「…えっ?」
「あっ…なんでもっ…」
そう言って、廉は視線をずらす。
「も…もう夜だし、温かいお茶入れてくるね?」
「うん…ありがとうっ」
廉はキッチンに向かい、咲がソファー前に行くと、さっきから気になっていた、テレビの下のボックスに並んでいるDVDを見た。
「映画とかのDVDかな…?」
すると、廉がお茶を持って戻ってきた。
「廉くん、映画好きなの?」
「えっ?あっ…うんっ」
「へぇ~?いっぱいあるね?」
「うん、あっ…何か見る?」
「えっ…?いいの?」
「うん、せっかくだし、でもあんまり女の子が好きそうなの持ってないかも…」
「じゃあタイトル見てもいい?」
「うんっ」
そして咲は、ボックスから気になった物を取っては裏面を見たりしていた。
と、その中に。

