アイドル君と私



「咲ちゃん料理も作れるんだね?やっぱり女の子だね?」


「えっ?いや…そんな誉められる物じゃないよ?私も一人暮らしだから、本当に簡単な物しか作れないしっ」


「え―?なんで?これだけ作れたら充分だよっ、俺なんてチャーハンすら作れないよっ」


「あっ…ははっ…」


なんか自慢気な顔が可愛いけど、返しが見つからないや…。


そして、2人は話ながらご飯を食べ終える。


“作ってくれたお礼!”
と言って、廉が皿洗いをした。


一息ついて、時刻が
7:30を過ぎたころ、


ふと見ると、部屋の夜景が綺麗になってきた。


窓辺に自然と近寄る2人。


「咲ちゃん、見て?」


「あっ、本当綺麗っ…」


廉くん、いつもこんな綺麗な夜景見てるんだなぁ…。


「綺麗だね…」


夜景を見つめる咲を、廉は見つめる。