アイドル君と私



「うん、じゃあチャーハンでっ」


「じゃあ俺、必要そうな物出すよっ」


「うん、ありがとう」


そして材料を揃えて、手を洗い、咲が料理を始めようとする。


「じゃあキッチン少し借りるね?」


「うん、どうぞっ」


「うんっ…」


と、咲が準備を進めて行こうとすると、隣から視線を感じる。


「……えっ?廉くん…座ってて?」


「えっ?見てちゃダメ?」


「えっ!?あの…恥ずかしいから…出来たら座ってて欲しいかな?ゴメンね?」


「あっ…うん、そうだよね?ゴメンっ」


少し照れながら、廉はソファーに座ってテレビをつけた。


「…よし、作るかっ」


そして咲は料理を進めていった。


テレビを見ながらも、チラチラと咲の方を見ている廉は落ち着かない様子だ。