アイドル君と私



そんな廉を見て、咲はくすっ…と笑った。


「……そうだよね?」


緊張し過ぎてても、ダメだよね?


“2人の時間”大切にしないと…。


すると、廉は棚の中を探してお菓子を持ってきた。


「ゴメン咲ちゃん、ポテチしかなかった…」


「えっ?うん、いいよ?私ポテチ好きだよ?」


「本当?良かったぁ~」


そう言って廉は、テーブルにポテチを広げて再度座った。


2人はポテチに手を伸ばす。


と、時刻が5:30になっている事に咲が気づく。


「廉くん、いつも家にいる時、夕飯はどうしてるの?」


「家にいる時?そうだなぁ~その前が仕事だったら買って帰るか、休みだったら友達と食べに行ったりとか…?」


「そうなんだ?じゃあ、あんまり自炊はしないの?」


「あ―…うん、してないね?あんまり料理得意じゃなくってね?」