アイドル君と私



休憩室を出て、咲は胸がドクドク…と鳴るのを落ち着かせようとする。


…心臓がうるさい。


笹原さんに告白されるなんて


あんなに真剣な笹原さんを見るなんて。


私…


私は…



その日の帰り、咲は笹原とまともに話せず、避けるように足早に帰って行った。