アイドル君と私



「えっ!?いいの…?でも、俺…」


「あの…廉くんさえよければ…」


でも、ちょっと日が暮れてから帰った方がいいんじゃ…?


って、何で私がそこまで考えてんの?


「えっと…咲ちゃん体調は?寝てた方が…」


「もう熱は下がったの、大丈夫だよ?」


「そっか?じゃあ…少しだけお邪魔します」


「うん、どうぞ…」


少し頭を下げながら、廉が咲のワンルームの部屋に入る。


少しキョロッとしながら、テーブル前に座ろうとする廉。


何か…この光景、
違和感すぎる!


っていうか、何かエライ状況になってない?


いや…自分から起こしたんだけど。


また少し頭の中がパニックになりながらも、咲は温かいお茶を用意する。


「どうぞ…」


咲が廉のいるテーブルにお茶を出す。