俺達はそれからたわいもない話をしたりして帰り道を歩いた。 今日はいろんな春日が見れたな。 俺、こんなにウキウキした気持ちになったのいつぶりだろう。 春日のおかげかな? ありがとな、春日。 この時の俺にはもう教室での辛い記憶は消えていた。 俺の春日に対するこの気持ちが恋だとわかるのはもう少し先の話。