篤「…俺、そんなわかりやすかった?」
美「そういうわけじゃないよ。ただ、私がいつもみ…何でもない!!」

篤「?」

春日ってあんな悲しそうな顔するんだ、と思ったら今は焦ってるし

いろんな顔してる春日って…

篤「ハハハッ。」
美「な、なんでわらってるの!?」

篤「だってさ、春日の顔コロコロ変わんだもん、なんかおかしい、つーか、可愛くてさ」
美「か、かわいいぃぃぃ!?もう、こんな時にからかわないで!!」

からかってなんかねーよ。
ほんと無自覚なのな。

篤「からかってなんかないよ。ほんとにそう思ってるよ。」

そう言うと、春日は顔を真っ赤にしてしばらく黙っていた。

キュン♡

なんだろ、なんだか春日がめちゃめちゃ可愛く見える。
もっといろんな顔を見てみたいな


美「…あ、ありがとう/////」
篤「いいえ。そろそろもどろーか」

俺達はそのまま屋上をあとにした。