―――――――――――――――――― 「〇〇駅までお願いします」 茜はいつも通学で使うバスに乗り 1人がけのシートへ腰掛けた、 今日も親友と会わないように 朝早くに出て最寄り駅へ向かった。 駅のホームでスマホを取り出し 音楽を聞きながら電車を待つ。 これがいつもの流れになってた。 ふと、空を見上げて 学校を憂鬱に感じていた。 そんな時――――――