夢が繋げた未来~何度倒れても諦めないで~

その言葉に私の中でギリギリで繋がっていた理性が音を立てて切れた。


「ふざけんなよ!!」


普段の私からは想像も出来ないほど大きくて乱暴な口調。
でもそんな事を気にしてなんかいられない。
私の髪を掴んでいる女の子胸ぐらを掴み睨みつける。


「な、何なのよ!!」


恐がる3人に構わず自分の怒りをただひたすらにぶつけた。


「アンタ達のせいで先生が、先生が……!!」


感情が堪え切れずに声が震えていく。

この人たちが写真を撮らなければ。
校長先生に渡さなければ。
先生は傷つかないで済んだのに。
私は絶対にこの人たちを許さない。


「学校を辞めさせられるのよ!!」


ストレートに言葉を放った。
この人たちが傷つこうが、負い目を感じようが私には関係ない。
と言うより分かるべきだ。
自分たちが取った行動のせいで先生をどれだけ振り回す事になったのかを。


「う、嘘でしょ……!?」

「あ、アタシたちはそんなつもりじゃ……」

「そうよ……ただアンタを苦しめたかっただけなのに……」


さっきまで騒いでいた3人は驚くくらいに静かになった。
私の髪を掴んでいた手も力なく離れていく。
でも私の怒りは収まらない。
収まる訳がないんだ。


「アンタ達が取った馬鹿な行動のせいで先生が責任を負わせられるの!!
何も関係ない先生を傷付けて、先生の人生を狂わせて……。
アンタ達のせいで先生はクビになるのよ!!」


我を忘れた様に手を振りあげる。
もうどうなってもよかった。
私が失う物なんて何もないのだから。
だから今は感情に身を任せてこの人を叩く。
それしか頭にはなかった。