「好きです、先生」
唇を離して至近距離で笑った。
今度はちゃんとした笑顔で。
軽く放心状態の先生にもう1度だけ笑った。
もう、これでお別れだって知っている。
だって。
バタバタと近付く足音が私たちを引き裂くんだ。
「何をしているんだ!!」
「金輪際、君たちの接触を禁止する!!」
教頭先生に後ろから両脇を抱えられる様に先生から引き離される。
抵抗する気力もなく私は真っ直ぐに先生を見た。
先生の綺麗な瞳に涙が溜まっている。
今にも零れ落ちそうで。
そんな先生を見ていたくないのに、最後まで見続けていたいという矛盾が生まれる。
引きずられる事で先生との距離は開いていく。
それでもずっと先生を見つめた。
「早く教室に戻りなさい!!」
校長室から無理やり出された私。
でも視線の先には先生しか映っていなかった。
扉が閉まるその瞬間まで目を逸らす事さえできなかった。
バタンと激しく閉まる扉。
その音に胸が痛くなった。
私と先生の実らない恋の終わりを表す様な虚しい音。
「どうして……どうして……!!」
校長室の扉の前に崩れ落ちる様に座り込む。
掌で何度も何度も地面を叩いて怒りを発散するけれど。
込み上げてくる感情は止まる事は知らずに涙へと変わった。
溢れ出てくる涙は私の胸を苦しめて前すら見えない。
唇を離して至近距離で笑った。
今度はちゃんとした笑顔で。
軽く放心状態の先生にもう1度だけ笑った。
もう、これでお別れだって知っている。
だって。
バタバタと近付く足音が私たちを引き裂くんだ。
「何をしているんだ!!」
「金輪際、君たちの接触を禁止する!!」
教頭先生に後ろから両脇を抱えられる様に先生から引き離される。
抵抗する気力もなく私は真っ直ぐに先生を見た。
先生の綺麗な瞳に涙が溜まっている。
今にも零れ落ちそうで。
そんな先生を見ていたくないのに、最後まで見続けていたいという矛盾が生まれる。
引きずられる事で先生との距離は開いていく。
それでもずっと先生を見つめた。
「早く教室に戻りなさい!!」
校長室から無理やり出された私。
でも視線の先には先生しか映っていなかった。
扉が閉まるその瞬間まで目を逸らす事さえできなかった。
バタンと激しく閉まる扉。
その音に胸が痛くなった。
私と先生の実らない恋の終わりを表す様な虚しい音。
「どうして……どうして……!!」
校長室の扉の前に崩れ落ちる様に座り込む。
掌で何度も何度も地面を叩いて怒りを発散するけれど。
込み上げてくる感情は止まる事は知らずに涙へと変わった。
溢れ出てくる涙は私の胸を苦しめて前すら見えない。

