夢が繋げた未来~何度倒れても諦めないで~

「先生と水泳って結びつかないですね」

「酷いですね……。
僕はこれでも高校の時は注目選手だったんですよ」


イジケタ様に言う先生は凄く可愛く見えた。


「すみません。
言われてみればそう見えなくもないです」


先生は細身なのにガッシリとした筋肉質な体だった。
腹筋も割れているし、いい泳ぎをしていたに違いない。


「もう遅いですよ」

「ふふっ。
あの……先生の泳ぎ……見てみたいです」


自然に出た言葉だった。
水泳が嫌いになった私とは思えないその言葉に私自身が驚いてしまうくらい。


「……」


私の言葉に先生は困った様に眉を下げた。


「すみません、部活中なのに……」

「違うんです」


忙しい時に私は何を言っているのだろう。
反省をしていれば先生はゆっくりと首を横に振った。


「え……?」

「高校3年生の時に足を怪我してしまって」

「っ……!!」


私はパッと目を見開いた。