授業があっという間に終わり、部活の時間になった。
「高瀬!部活行くぞ!」
「ちょっと待って!!」
教科書をスクールバックに入れていれば高岡くんは待ちきれない様にタメ息を吐いた。
「遅い!先行くぞ!」
「ちょっ!?」
何故か私のスポーツバッグを持って先に教室を出て行く高岡くん。
慌ててスクールバッグを掴み彼を追いかける。
「待ってよ!自分で持つから!」
「お前が遅いからだろ?」
振り向く事なくスタスタと先を歩く高岡くん。
彼に追い付こうと走ろうとすれば、小さな声が私の耳に届く。
「ラブラブだねあの2人」
「うん!可愛いカップル!」
その言葉に顔が熱くなるのが分かる。
カップルって。
水泳一筋で恋愛経験がゼロな私はそれだけでいっぱいいっぱいになってしまった。
その時
鋭い視線が私に向けられた。
それと同時に手を掴まれる。
「え……?」
「ちょっと顔貸してくれない?」
目の前には茶色髪をウエーブさせた派手目な女の子たち3人がいた。
「な、なんですか……?今から部活……」
「いいから来いよ!!」
無理やり引っ張られて何処かへと連れて行かれる。
咄嗟に高岡くんの方を向けばそこには彼の姿はなかった。
気付かずに行ってしまったんだ。
どこかホッとしている自分がいた。
彼を巻き込みたくはなかったから。
「高瀬!部活行くぞ!」
「ちょっと待って!!」
教科書をスクールバックに入れていれば高岡くんは待ちきれない様にタメ息を吐いた。
「遅い!先行くぞ!」
「ちょっ!?」
何故か私のスポーツバッグを持って先に教室を出て行く高岡くん。
慌ててスクールバッグを掴み彼を追いかける。
「待ってよ!自分で持つから!」
「お前が遅いからだろ?」
振り向く事なくスタスタと先を歩く高岡くん。
彼に追い付こうと走ろうとすれば、小さな声が私の耳に届く。
「ラブラブだねあの2人」
「うん!可愛いカップル!」
その言葉に顔が熱くなるのが分かる。
カップルって。
水泳一筋で恋愛経験がゼロな私はそれだけでいっぱいいっぱいになってしまった。
その時
鋭い視線が私に向けられた。
それと同時に手を掴まれる。
「え……?」
「ちょっと顔貸してくれない?」
目の前には茶色髪をウエーブさせた派手目な女の子たち3人がいた。
「な、なんですか……?今から部活……」
「いいから来いよ!!」
無理やり引っ張られて何処かへと連れて行かれる。
咄嗟に高岡くんの方を向けばそこには彼の姿はなかった。
気付かずに行ってしまったんだ。
どこかホッとしている自分がいた。
彼を巻き込みたくはなかったから。

