「ガン飛ばすのやめなさい」
オヤジが言うとやめた。
「親父、誰ですか?」
1人が聞いた。
「青木グループのお嬢さんだ」
といきなりそこぶっ込んできた。
「すいませんでした!!」
頭を下げる人々。
「上がりなさい」
オヤジに言われ3人は部屋に入る。
大広間に通された。
「サエちゃん、久しぶりだね?何年ぶりかね?」
「…あー、知らん」
正直に答えた。
「なんだその態度は!!」
と知らない人に怒鳴られた。
いきなり言われたので流石に目を見開くあたし。
「お前こそやめろ」
達也に真顔で言われた彼はショボーンとした。
「風呂上りだった?」
首にタオルを巻くオヤジを見て言う
「あ?あぁ。ビックリしたよ、サエちゃん今日はなんで達也と?」
「ウチの子の作品展にこいつが来た」
また例の彼に睨まれた。
「徹の?」
「そうそう」
例の彼が "徹" という言葉に一瞬反応したように思えた。
「ゆっくりして行きなさい」
と言ってオヤジは部屋を出ていき、
「着替えてくる」
と達也と亜子は部屋を出て行った。
はい、自動的に例の彼とあたしだけになりました。


