時間は夜の9:30くらいか。

「タコオヤジ!」

え、亜子まだその呼び名で呼んでいるのか。


「サエコちゃん!タコ今さっき帰ってきたよ」

亜子ボッチだったのか?


「おおー、おかえりんさい」

何語?笑


「良いから!来てよ!!」

玄関から大声で叫ぶ亜子。


ゾロゾロと人が来た。

その音にビックリしたのか陸斗と凪は目を覚ました。


「あ!」

前に幼稚園の前で顔を合わせた2人もいた。


「辰美、2人を頼む」

そう言って陸斗と凪を辰美と呼ばれた人とゲーハーに頼んだ達也。

2人を連れて去っていった。

それと引き換えに玄関にやって来たのは、


「サエちゃん!!!」


最後に会った時から一層光った頭をお持ちの

「よ、ツルッパゲオヤジ」


ツルッパゲオヤジ…ではなく、達也のお父さんだった。


ツルッパゲオヤジなんて2人でいる時にしか使わないのでそれを聞いていた(達也も含む)人達は驚き、ガンを飛ばして来た。