---20分後
夕食の準備を手伝い、
お義父さんが帰ってくるのを待っていた頃
「帰ったぞ」
と渋い声がリビングまで聞こえた。
「「おじいちゃん!!」」
玄関に走る孫2人。
「あれ〜!?
陸斗、凪来てたのか??」
さっきの渋い声とは打って変わって
少し高くなる声のトーンを聞いて
リビングにいたお義母さん、あたし、大、翔はクスクス笑い出した。
達也は驚いていた。
「オジサンあんな声出んの?」
と達也。
「孫出来てから」
なんてお義母さん。
「サエコ、来るなら言いなさい」
廊下から聞こえるお義父さんの声
「ごめーん」
リビングから言う。
「靴が1つ多くねぇか…」
リビングのドアを開けて驚くお義父さん。
「達也!!??」
翔より驚くお義父さん。
そして抱き着いた。


