作品展の作品を持って

徹の実家に行く事にした。

陸斗と凪にとっては

祖父母なので

そこは割り切れない。


何故か達也も付いてきた。


オジサンも一緒だー!

とか喜んでるのは、子どもたちだけだ。


「徹さんに会うの
葬式以来だ……」


「そうだね…
徹、待ってたと思うよ?」


「そっか」


なんだか嬉しそうな達也であった。