【完】俺のこと、好きでしょ?




「あたし、有馬くんのこと知りたいよ。もっと思ってることとか言って?口に出してくれなきゃわからない」



「……言いたくても言えない気持ちがあるってこと、知っててほしかった」



「わかんないよ……そんなの。あたしだって、有馬くんのことを誰よりも1番わかりたいって気持ち、知っててほしい」



ゆっくりと、有馬くんが紅潮した顔を見せてくれる。


布団の中で目と目があい、時が止まった感覚に陥る。


そんな中で、胸の鼓動だけは加速していた。



「……じゃあ、今から言う」



「うん」



コクリと頷くと、有馬くんの手が伸びてきて、そっと腰に回された。



そして、もう片方の手はあたしの頭の下にいれてきて、あたしは有馬くんに腕枕してもらってる状態になった。