なんとか体勢を立て直そうと、上体を起こす。 ベッドの上。有馬くんはあたしの腰回りをギュッと抱きしめながらお腹にあたりに顔を埋めていた。 ……な、なんちゅー体勢……!! 「有馬くん、どうしたの?」 「……んっ」 なんだか様子がおかしい。 異様なまでに頬が紅潮していて、苦しそうに顔を歪ませていた。 ……もしかして……。 「ごめん、ちょっとでこに手、当てるよ」 許可も取らずに、そっと前髪をあげて有馬くんの額に触れる。 すると、手のひらいっぱいに自分の体温以上に高い熱が広がった。