「石原くんと遊ぶだけだし、たぶん困るようなことはないと思う。
テスト終わったあとは暇になるから、別にいいかなって思ったんだけど……」
それに、大事な話っていうのも気になるし……。
「あんたなんにもわかってない。そんな暇があるなら俺のとこきて」
「え?」
「だから、他の男に会う時間があるなら俺といてって言ってるんだけど」
…………呆然。
今のあたしには、それがピッタリの言葉だった。
「テストが終わったあとでいい。あんたに見てもらいたい絵があるんだ」
「……それって、前に、今描いてるって言ってた絵?」
「そう」


