「……………」


目が覚めてから
暫く放心状態だった…



「春斗〜。お風呂あいたよ!!」


お風呂から上がった梨杞がリビングに入ってきたけど


放心状態の俺は気付かなくて



「春斗!!」


正気を取り戻した時には梨杞の顔が目の前にあった



俺ー…
梨杞にあんなこと言ってたんだ…



「風呂入って来るわぁ〜…///」


とりあえずその場から逃げた



思い出すと恥ずかしくて

きっと顔が赤くなってるから……





子供って怖いなぁ;;
あんなことを簡単に言えんだから…


あんとき俺は何考えてたんだろう??


かなり昔だから
思い出せるわけがない



でも一つだけわかることがある


俺が梨杞を好きだって気持ちは昔から変わってない。

これからもこの気持ちが変わることはない





はぁ〜…
昔の事とはいえ恥ずかしくて梨杞と顔合わせらんねぇーよ…