昨日は意外とぐっすり眠れて、朝はぱっちり目が覚めることができた。


私は顔を洗うべく、下に降りて洗面所に向かった。


下に降りると、お母さんが朝ご飯を準備していた。


｢あら、起きてたの。朝ご飯準備してあるから早く食べちゃいなさい。学校遅れないように行くのよ｣


お母さんは早口に言って、洗濯を干しに行ってしまった。


私は顔を洗い終わると、髪を結んでリビングに向かった。


机の上には、和食が用意されていて私は早速席について、ご飯を食べ始めた。



お母さんのご飯は美味しいから好きだし、何より味付けが私の好みだから好きなんだ。


あっという間に完食すると、歯を磨いて学校に行く準備をした。


制服に着替えると、まだまだ実感はわかないけど行きたい学校に行けただけで私は今すっごく嬉しいんだ。


｢じゃあ、いってきまーす｣


私は真新しい制服に身を包んで、家を出た。