いつもの友人

いつもの賑やかさ

いつもの大学内での昼食

いつも通りの日々を送る

少し色褪せたフィルムのようなそんな毎日

相変わらず無表情

変わらない

なんともまあ、平凡なことだ

今日までは


「ねぇ、次はどこ行くのー?」


「そろそろお昼でしょ?食べに行こーよ」


耳に少女の声が届く


「そう言えば、体験って今日か」