家に帰った信吾は煙草を吸い
電話をし始めた。
「美海の浮気相手ってだれ?ああ、ああ。は?いや、ちょっと待って。ああ、わかった。お前覚えてろよ」
切った電話を床に投げつけ
信吾はベッドに寝ころんだ。
「誰が別れるか。美海を幸せに出来るのは俺なんだよ」
ベッドの上にある写真立てを手に取り笑みを浮かべた。
「大丈夫、美海。俺がいるよ」
「やめて!!!」
浅見のベッドの上で飛び起きた美海に驚きまだ飲んでいた4人が振り返った。
「どうした?」
「あ、夢…信ちゃんに殴られる夢」
「過剰になりすぎだよ。いくら信吾でも美海ちゃんに手は挙げないよ」
「う、うん。わかってる」
また目を閉じ
美海は眠りにつこうとした。
でもやけにリアルな夢だった。
背景も、言葉も
すごくリアルに浮かぶ夢だった。


