気づいてよ、この気持ち

お隣さん?あ〜そぉいえば立派な家なのに

ずっと空き家だったんだよね。買い取り手が

見つかったのか。

「そうなんだ!同級生か〜。女の子かな♪楽

しみ〜」

「あら、残念ね。男の子よ。しかも由梨、

知ってるわよ。その子のこと」

え?だれ?同級生に引越しする予定の子なん

ていたかな?しかも男子!んー。

ってあ!時間!やばっ!!!!

「え?ってかやばい!遅刻する!行って

る!」

あたしは勢いよく玄関の戸を開いて外へ出

た。

「いってらっしゃ〜い!気をつけるのよ〜」

そんな母の声を背にあたしは走る!走る!

ただひたすら走った。

ドンッ

「わっ…あ!すいませんー!」

曲がり角で誰かとぶつかってしまった私は、

とっさに頭を下げてまた走り出した。

キーンコーンカーンコーン

うそ!もう!??これでも全力なのに〜!