初恋は泥んこだらけ。







「そっか。
それは、“恋”なんじゃないの?」


恋…
私は恋をしたことがないから
わからないよ。


「あのね、杏奈。
漫画みたいな恋に憧れてるのはわかる。
けど、そろそろほんとの気持ちに
正直になりなよ!!」


にっこり笑っていってくれる
春子の言葉は私の背中を押してくれる。


「うん、わたしあの人が好き。
石橋君はカッコいいけど、違う。
あの人みたいに、胸がギューって
なったりしない。」