「こんなところ誰かに見られたら私、絶対痛い思いすることになりますよ。。。」 明日、先輩の集団にリンチされるなんて思うと背筋がぞっとした。 「大丈夫だって。もしそんなことがあったら、俺が飛んでいって守ってあげるから。」 そんなこと言ったって、遠くにいたら無理でしょ。 機嫌の悪さの原因、繋がれた手を見ながら私は大きなため息をついた。