全ての愛を贈る



たまたま隣のクラスのノートが混ざってて

群がってくる女の子達から逃れるように、そのノートを持って教室を出た



「橘 光希ちゃんってどの子?」


「あ~、橘?
……窓際の席の……あの子!」



友達と弁当を食べながら笑ってる女の子



「橘 光希ちゃん?
うちのクラスにノート混じってたから」


ノートを差し出すと

「あ、ありがとうございます」

あっさりとした返事