全ての愛を贈る



『ちょっと!光希!?
今どこ!
もうみんな集合してるよ!?』


「オミ……ちょっといろいろあってさ」


『どこにいるの?』


「肝試しの途中の溝にハマっちゃった
すぐ戻――――」


『光希ちゃん!溝!?』


いきなり電話の向こうの声が変わる


「ま、町田くん?」


『……すぐ、行く』