「は~!!着いた~!!やっぱ国内だとあっという間ね?」
伸びをしながら話す利華
すずかはサングラスをかけ、日傘を広げる
私も帽子を被り、日差しの強い空を見上げた
そんな私の横を通り過ぎようとする碧維くんのTシャツの裾をとっさにつまんだ
広い帽子のつばで顔を隠しながら俯く
「あの、、、ありがとうございます。重かったですよね??」
そう呟くと
「別に!!そんな長時間じゃないし大丈夫だよ」
やっぱり碧維くんがどんな表情をしているのか気になってつばを上げて碧維君の顔を見上げた
パチッと目が合い、目を反らされてしまった
「本当にありがとうございます!!えっと、あの、、、旅行、楽しみましょうね!!」
私はそれだけ言いすずかと利華のところに小走りで行った
碧維君の肩は大きくて、暖かくて
緊張して最初は眠れなかったけど、途中からすごく居心地がよくなっていつの間にかに本当に寝てしまった
起きた時にすぐ近くに碧維君の顔が合って、体温もしっかりと感じて
こんな感覚の目覚めが初めてで変な感じだった

