飛行機の中、すずかは外の景色を見ながらお茶をしている
利華と慎一君は喧嘩をしながらも仲がよさそうに話している
私はというと未だに碧維くんと一言も会話をしていない
本を読んでいるし邪魔はしちゃいけないかなと思って
私は心の中でため息をつき、目を瞑った
碧維君は何で今日来てくれたんだろう…
誰が誘ったの??
慎一君が??それともすずかが??
そんなことを目を閉じて考えていたらぐらんと体が揺れた
私ははっとして目を開ける
ダメだ…
昨日楽しみすぎて眠れなくてこんな時に眠気が…
目を開けようとしても瞬きをすると何度も眠りについちゃいそうで体が揺れる
あぁ、もう目を開けるのも辛い
こんなところ碧維君に見られたら恥ずかしい
何て思いながら隣を確認するとばっちりと目が合う
碧維君はいつもの優しい顔で笑って私を見ている
「よかったら肩、使ってもいいよ?」
寝ぼけているからか自分でもわからないけど私は首を傾げ碧維君を見た
「肩…??」
私がそう呟くと碧維君の手が私の方に伸びてくる

