格差恋愛



私はきょろきょろと周りを見ながら
最後に碧維君を見た





「あの、これはナイフとフォークは必要ないのでしょうか…」





碧維君は机に肘を置き、面白そうに私を見た





「手で食べるんだよ、こうやって」




そう言ってポテトに手を伸ばし、指で一つつまんで口に運んだ





私は目を見開いてじっくりと見た後、恐る恐るポテトに手を伸ばし、パクッと食べた






「美味しいです!!」





「おぉ、それはよかった。」






そのあとハンバーガーの食べ方も教えてもらって
初めてあんなに大きく口を開けたかもしれない






「碧維君といると楽しいです。知らなかったことを沢山教えてくれて嬉しいです」






「こんなの庶民と友達になったらふつうだよ。悪いけど、俺勉強してもいい??気にしないで食べてていいから」






そう言って本を鞄から取り出す






「あ、筆記用具学校に忘れてきたわ。あぁ、最悪。」





そうため息を着く碧維君






私は鞄から自分の筆箱を取り出し、差し出した





「よかったら私のを使ってください!!ハンバーガーのお礼です」





「ありがとう。助かるわ」







碧維君は受け取るとさっそく勉強を始めた