格差恋愛




「西園寺さん??久しぶり」





そう落ち着いた声で話す碧維くん





私は会釈をした
「お久しぶりです!今、お時間頂けたりしますか??」




碧維君は腕時計を確認して、
「まあ、少しなら」






それだけ答えた






「中井さん、少し出てきます。用事が済み次第連絡します。」





私はそれだけ中井さんに伝えて、車から降りた。
そして碧維君の方に駆け寄った




「急にごめんなさい。どこに行く予定でした??」





「別に。そこでバイトの時間まで勉強しようと思って。」







そう言って碧維君は目の前にあるハンバーガー屋さんを指差した






これが噂のファーストフードというものね






私は目を輝かせて見つめた






「西園寺さん、こういうところ来ないでしょ??違うカフェとかにしようか」





そう言って歩き出そうとする碧維君のワイシャツの袖をギュッと掴む






「ここに行きましょう!!是非、行ってみたいです!!」




そう碧維君を見上げると碧維君はまたくすっと笑った





「あ、そう。ほんと西園寺さんって変わってるね」






そう言って碧維君はハンバーガー屋さんに入って行った