ぱくぱくともらったアイスを味わう
沈黙の中、アイスを噛むシャリシャリという音だけが妙に目立つ
「西園寺さんってあぁゆうの苦手でしょ」
「あぁゆうの??」
私は首を傾げ碧維君を見た
「あぁゆう知らない男の人と話したりするの」
「な、何でわかったんですか??」
私は驚いて目を見開くと碧維君はまた一瞬くすっと笑う
「見てればわかるよ。わかりやすいし。なのに何でこういうのやるの?」
私は少し考え、利華とすずかのことを思い浮かべた
「利華とすずかとなら何でも楽しいし、あとは、、、二人が言うには社会経験だって」
「社会経験??」
碧維君はぼーっと前を見ながら話を聞いている
ほんとにこの話に興味があるのだろうかと疑うくらい棒読みの言葉
「はい、、私たちはいずれは親が決めた人と結婚しないといけないかもしれません。だからそれまでにいろいろな人と出会って、できたら、、、本当の恋がしたいねって。」
「恋ね~、俺には全く分からないな。そういう気持ち。でもよく俺たちみたいな一般人と会おうと思ったね」
「今までいろんな人と会ってきたけど私もよくわかりません。でも、あとは外の人と会ったことないって話になって」
私はそう言いかけた時、はっと我に返り碧維君の顔色を伺った

