少しするとコンビニから碧維君がビニール袋を持って出てきて
さっきと同じように無言で碧維君の後ろをついて行った
少し歩いたところに小さな公園があって
何故か碧維君は公園に入っていき、ベンチに座った
不思議そうに私は碧維君を見る
「ちょっとここで休んでけば??またあの部屋に戻らないといけないんだし」
そう私をまっすぐ見る
「う、、、ん。」
そうゆっくりと頷きちょっとだけ離れたところに座った
そうすると碧維君はビニール袋からがさごそと何かを取り出した
私は横目でこっそりと観察
碧維君が取り出したのは、、、アイスだ!!
封を開けて取り出し、一口また一口と食べている
そしたら急に私の方にアイスを近づけてくる
「食う??」
そんな言葉に驚き、アイスを直視
「え、でも…いいんですか?」
そう碧維君を見上げる
「別にいいよ。冷たいもの食べたほうが気分良くなるんじゃないの」
そんな言葉に口元が緩む
すごく優しい人
私は棒についたアイスをパクッと小さくかじった
こんな風にアイスにかじりつくのも初めてだ
シャリシャリしてて氷が冷たい
体がすーっとすっきりとする
「おいしい…」
そう思わずつぶやいてしまった
そんな私の呟きに碧維くんはまた優しく笑った
「これ、1本60円。こんなのも口に合うんだ。」
私はこくんと頷き、俯いた
「美味しいです。私、これ好きです。」
碧維君は私にアイスの棒を手渡し
「じゃあこれ、残り全部あげる」
そう言って私の目をまた真っ直ぐと見た

