「高塚に何したの?」と、わたしではなく、彼女達に向かって冷ややかな視線を投げた。
今の話、聞こえてたんだ。
「なんでもないよ」と、慌ててわたしが言うけど、「なんで誤魔化すの?なんでもないわけないよね」と、冷たく言った。
「今度は何したの?そういうことして楽しいんだろうけど、高塚を傷つけるようなことしたら、赦さないから」と、冷静だけどすごく威圧感がある話し方だった。
そんな隼人くんを見たことがなくて、怖かった。
「だから、知らないし」と、主犯格の子も言い返すけど、隼人くんは疑いの眼差しをやめない。
険悪な雰囲気に耐え兼ねて「本当になんでもないから大丈夫だよ」と、割り込むように言った。
「大丈夫に見えないから言うんだよ」
「本当に何もないから。ていうか、もう構わないでいいよ」
「高塚?」



