渡り廊下に差し掛かると、心臓が持ち上がったみたいにドキンとした。 正面から向かってきたのは、裏庭にわたしを呼び出した日にいた主犯格みたいな子と、一緒にいた女の子達だった。 元カノさんはいなかった。 逃げ出したくなる。 だけど、あれからすれ違っても何もされなかったし、あの体操着の犯人だって、あの子達なのかわからないし。 何もないかもしれない。俯きながら前に進んだ。 足音が近づく。すれ違い際に 「学校でキスしてんじゃねーよ」 と、冷たい声が聞こえた。