「やばい当てちゃった?」
「ち……違うよ」
「もしかして好きだったりするの?」
「ううん」と、強く言った。
けど、「俺ね、一年に三回くらい勘がいいときあるんだよね。たぶん今日その日かも」とやんわり言われた。
「……好きとかじゃないよ?」
自分に訊くように、わたしは呟いた。それから言った。
「そういうのじゃないんだけど……あのね。中学校のときに少しだけ付き合ってたんだ。でも別れてから全然話せなくて、それで前みたいに話したいなとか、そういうこと思ってたから、すごく意識はしてるよ?」
「……付き合ってたんだ」
「うん」と頷く。
うわ、意外と驚いたから、やっぱりわたしと隼人くんじゃ釣り合わないからだろうなと思った。
「隼人、女ダメなのかと思ってた。誰とも付き合わないから」
「そんなことないと思う」



