鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語

「瀬田、今日はありがとうね?
すっごくドキドキして、いろんなことがあって、どうしようかと思ったよ?
でも瀬田だから、嬉しかった」

思ったことを、正直に言ってみた。
だって、こんなこと、滅多に言えない。
けど、今なら言えそうだったから。

「も、ダメ……。
美空、可愛すぎるよ……」

大好き、と耳元で呟かれて、そっと唇を塞がれた。

びっくりして、あたしも紙皿を落としてしまった。
あ、もったいない……。