「待てーーーい!」
私達は一斉に海をみた。すると、天龍の皆が
船に乗ってやってきていたのだ。
「み、皆!!」
「かれん…!ぶっ潰す…!!」
「雫」
「てめー、ぜってー許さない!
かれん。そこで待ってろ!」
「ナンパ…」
「かれんちゃんに手出しさせないよ?」
「昌…!」
皆の後ろが燃え上がってる。
皆がキレてる…。殺気がハンパない。
「おやおや。やっと来ましたか」
すると、草村から男が現れた。
「「海辺航(うみべわたる)!!」」
天龍皆が大きい声で叫んだ。
「え…」
私も驚いた。
「いやー、待ちくたびれましたよ~。
あまりに遅いから、寝ちゃったじゃん」
「「寝てたのかよ!」」
天龍皆のツッコミ炸裂!
「でもねー、こっちには人質2人居るし、
勝ち目ないと思うよー?」
「チッ」
皆が悔しがった。確かにそうだ。
私はかろうじて動けるけど陸は怪我してる。
(いい方法ないかな…)
私は必死に頭の中でかんがえる。
「かれんちゃんだっけ?こんな弱い族なんか
辞めて海龍に入らない?」
「「はぁー!?」」
向こうから天龍皆が大声を出す。
そんな事は無視して話し続ける海龍の総長。
「私らに勝ったことないでしょ?」
「その通りだよ。航さん。」
横から潮滝がやってきた。
「潮滝がそう思ってくれるって分かってたよ」
「航兄様!私も思ってましたの~♡」
海もやってきた。
(ブリッコ海、降臨…。)
「ほぅ、海もそう思ってたんだね」
「はい!もちろんですわ♡」
(なんだこの変な会話は)
「さーて茶番はこのくらいにして…どーする、 天龍の皆さん。」
「くっそ…」
天龍総長の顔が歪んだ。私達はどうすることも
出来なかった。
その時、
「俺が身代わりを引き受けます。その代わり かれんを天龍の所に戻して下さい。」
「フフフ…君は賭け事が好きだね。」
「航さん。どーすんだよ」
航と潮滝が陸に話しかける。
「いいよ。かれんは返してあげる。
だけど、お前はタダじゃすまないけどね?」
「構いません。」
航の要求に返事をする陸。
「ちょっ、陸!」
私は驚いて陸に駆け寄った。
「最後にかれんと話させて下さい。」
「陸!」
天龍総長が陸を呼びかけた。
「総長。俺は大丈夫ですから。」
「…怪我してるじゃないか」
「大したことありません。」
そして、陸は小声で話し始めた。
「かれん。大丈夫だからな。」
「何言ってんのよ!何であんな事…」
「お前を守るためだ。」
「ふざけないでよ!」
バシンッ
私は我慢の限界になって思わず怪我している陸を叩いてしまった。
「「えー!」」
天龍皆が驚いてた。
「…!?」
陸も目を見開いている。
「陸は逃げてる。私を逃がすため?
私のことなめてるの?ふざけんな!」
「…!」
「戦う前から負け認めるな!
私は戦う。戦って勝つから」
そう言いながら私は潮滝龍志に近づいて、
「まずはお前から始末してやる…」
私は思いっきり顔を殴った。
「「はぁーーー!?」」
「か、かれん!?」
「まさか」
「おいおい嘘だろ」
天龍皆の声が聞こえてきた。
「なにすんだよ!」
立ち直った潮滝がふらつきながら睨んできた。
「あんたさっきからムカつくのよ。
あんたもあんたも…みーんな潰す…」
私は辺りを見渡しながら睨んだ。
「生意気な女ね!」
「いい度胸してるじゃないの?」
海と航が呟いた。
そして、潮滝は部下達に向かって叫んだ。
「皆!!やれーーー!」
「「おおおーーー」」
部下達がこちらに向かってくる。
「俺たちも行くぞ!」
「「おおおーーー」」
天龍も総長の合図で部下達は走り出した。
昌が私と陸に駆け寄ってきて、
「陸、手当を受けよう」
「でも…」
「これ以上、無理しないで!」
私も陸に声をかけた。
「かれん…」
「行こうか、陸。」
陸の左腕を肩にかけた昌は手当をしに
船に向かった。
(これで心配する必要がなくなる。)
私はケンカに走った。
私達は一斉に海をみた。すると、天龍の皆が
船に乗ってやってきていたのだ。
「み、皆!!」
「かれん…!ぶっ潰す…!!」
「雫」
「てめー、ぜってー許さない!
かれん。そこで待ってろ!」
「ナンパ…」
「かれんちゃんに手出しさせないよ?」
「昌…!」
皆の後ろが燃え上がってる。
皆がキレてる…。殺気がハンパない。
「おやおや。やっと来ましたか」
すると、草村から男が現れた。
「「海辺航(うみべわたる)!!」」
天龍皆が大きい声で叫んだ。
「え…」
私も驚いた。
「いやー、待ちくたびれましたよ~。
あまりに遅いから、寝ちゃったじゃん」
「「寝てたのかよ!」」
天龍皆のツッコミ炸裂!
「でもねー、こっちには人質2人居るし、
勝ち目ないと思うよー?」
「チッ」
皆が悔しがった。確かにそうだ。
私はかろうじて動けるけど陸は怪我してる。
(いい方法ないかな…)
私は必死に頭の中でかんがえる。
「かれんちゃんだっけ?こんな弱い族なんか
辞めて海龍に入らない?」
「「はぁー!?」」
向こうから天龍皆が大声を出す。
そんな事は無視して話し続ける海龍の総長。
「私らに勝ったことないでしょ?」
「その通りだよ。航さん。」
横から潮滝がやってきた。
「潮滝がそう思ってくれるって分かってたよ」
「航兄様!私も思ってましたの~♡」
海もやってきた。
(ブリッコ海、降臨…。)
「ほぅ、海もそう思ってたんだね」
「はい!もちろんですわ♡」
(なんだこの変な会話は)
「さーて茶番はこのくらいにして…どーする、 天龍の皆さん。」
「くっそ…」
天龍総長の顔が歪んだ。私達はどうすることも
出来なかった。
その時、
「俺が身代わりを引き受けます。その代わり かれんを天龍の所に戻して下さい。」
「フフフ…君は賭け事が好きだね。」
「航さん。どーすんだよ」
航と潮滝が陸に話しかける。
「いいよ。かれんは返してあげる。
だけど、お前はタダじゃすまないけどね?」
「構いません。」
航の要求に返事をする陸。
「ちょっ、陸!」
私は驚いて陸に駆け寄った。
「最後にかれんと話させて下さい。」
「陸!」
天龍総長が陸を呼びかけた。
「総長。俺は大丈夫ですから。」
「…怪我してるじゃないか」
「大したことありません。」
そして、陸は小声で話し始めた。
「かれん。大丈夫だからな。」
「何言ってんのよ!何であんな事…」
「お前を守るためだ。」
「ふざけないでよ!」
バシンッ
私は我慢の限界になって思わず怪我している陸を叩いてしまった。
「「えー!」」
天龍皆が驚いてた。
「…!?」
陸も目を見開いている。
「陸は逃げてる。私を逃がすため?
私のことなめてるの?ふざけんな!」
「…!」
「戦う前から負け認めるな!
私は戦う。戦って勝つから」
そう言いながら私は潮滝龍志に近づいて、
「まずはお前から始末してやる…」
私は思いっきり顔を殴った。
「「はぁーーー!?」」
「か、かれん!?」
「まさか」
「おいおい嘘だろ」
天龍皆の声が聞こえてきた。
「なにすんだよ!」
立ち直った潮滝がふらつきながら睨んできた。
「あんたさっきからムカつくのよ。
あんたもあんたも…みーんな潰す…」
私は辺りを見渡しながら睨んだ。
「生意気な女ね!」
「いい度胸してるじゃないの?」
海と航が呟いた。
そして、潮滝は部下達に向かって叫んだ。
「皆!!やれーーー!」
「「おおおーーー」」
部下達がこちらに向かってくる。
「俺たちも行くぞ!」
「「おおおーーー」」
天龍も総長の合図で部下達は走り出した。
昌が私と陸に駆け寄ってきて、
「陸、手当を受けよう」
「でも…」
「これ以上、無理しないで!」
私も陸に声をかけた。
「かれん…」
「行こうか、陸。」
陸の左腕を肩にかけた昌は手当をしに
船に向かった。
(これで心配する必要がなくなる。)
私はケンカに走った。

