「…」 車の中は静かで、何も言わなかった。 頭の中にはあの笑顔。 考えるだけで胸がぎゅっとなるのに 今は痛いの。 考えるだけで締め付けられるように痛い。 「あの子は…。蒼太は… いつも美里ちゃんのことを幸せそうに 話していたわ。」 蒼太… 私も幸せだったよ。 「蒼太を信じてあげて。 そばで支えてあげてね?」 「はい…!」 蒼太のお母さんやお父さんの方が 辛いかもしれない。 たった一人の子供が 事故に遭ってしまったのだから…