あなたの病気を知った時、世界が真っ黒になりました
泣いても泣いても、泣ききれなくて
何度もあなたの前で泣いてしまった
でも、そんな時あなたはいつも優しく抱きしめて「大丈夫」 そう言ってくれた
本当は、あなたが泣きたかったはずなのに
私はいつも、自分ばかりでした
本当は、私が励まさなきゃいけなかったのに
本当は、私が手を握ってあげなきゃいけなかったのに
本当は、私が抱きしめてあげなきゃいけなかったのに
私は最後の最後まで、あなたの温もりを求めていた
だんだん小さくなってゆく、あなたの温もりを
もっとあなたと色んな話をしたかった
もっとあなたと喧嘩したかった
もっとあなたの笑顔が見たかった
もっとあなたに好きと言いたかった
もっとあなたの隣に居たかった
もっと、もっともっと...
あなたと生きたかった
