秋の日差し
扉を開けると、涼風が頬に触れた

天国はもう、秋ですか

今年も、いい季節になりそうです

私は、今日も目を閉じて想い出す
あなたの温もりを...

秋といえば
食欲の秋、あなたは栗が大好きでしたね今年も栗ご飯を作りましょう

読書の秋、私は本があまり好きではなかったけど、あなたは本を読むのが好きだったから、よく2人で図書館にいきましたね あなたの横顔、すごくかっこよくて ずっと見とれていました

あなたに出逢ったのも、秋でした

何もかもうまくいかなくて、死んでしまおうと思っていた時、手を差し伸べてくれたあなたは、ずっとずっと私のヒーローです

あなたと一緒の時間を過ごしていくたびに、どんどんあなたに惹かれていきました もうどうしようもないくらいに好きだった
だから、あなたから告白してくれた時、心臓が張り裂けそうなくらい嬉しかったです

クールで、あまり笑わないあなただったけど、時々見せてくれるあのくしゃっとした笑顔が大好きで、なんとかあなたを笑わせようと必死にギャグを考えていたのを思いだします